環境と体によい家を建てたい
2008 / 01 / 28 ( 月 ) 実は、私は学校で建築を勉強していた。
それから十数年あまり・・・ 住宅ブームで使われた木は、ほとんど輸入物。 しかも、違法に輸入したり伐採して、木がなくなってしまった国もあるという。 その国の人が、日本に抗議しにきたところ、日本の山に木があるのを見てびっくりしたのだとか。 いま家を建てるなら、どんな家を建てたいかを考えてみました。 ●国産の間伐材をつかった木を使う これは、山を整備することによって他の木に光が届くようになって元気になるし、 二酸化炭素を吸わなくなった古い木を切って、新しい木を植えることにもつながる。 でも、いまは林業をする人がいなくなって、日本の山は荒れています。 国産の木材は、輸入剤よりも安くしないと売れなくなってしまいました。 もっと国内の林業を応援しよう! 山を手入れしたら、花粉症もマシになるかもしれませんね。 ●100%土に還る素材を使う 100%土に還るというのは、燃やしたときに危険な物質が出ないということでもあると思う。 いまはメンテナンスが簡単な金属や樹脂が多く使われているので、木を使うというのは手入れも難しいのかもしれないね。 それでも、窓枠は木、壁は天然壁紙か、漆喰、珪藻土(ホンモノの珪藻土は全体の5%ほどしかありません)を使いたい。 木は無垢で、塗料・ワックスは柿渋や蜜蝋など天然のもので。 ●化学物質ゼロ 素材が良くても、接着剤を使うと化学物質が出てしまう。 壁紙には必ず接着剤を使うよね。 防蟻処理にも危険な薬品をつかって、じわじわ揮発する・・・恐ろしいけれど本当の話しです。 やっぱり無垢の木と漆喰が一番いいね。 でも、無垢なのに防カビ処理や防腐処理などいろいろとされているものもあるので要注意! 合板と一緒においているだけでも、無垢の木はその化学物質を吸い込んでしまいます。 それに、どんなに建材や構造材にこだわっても、家具からたくさんのホルムアルデヒドやトルエン、キシレンが出ては意味がないよね。 だから家具にも気をつけましょう。 ●太陽パネルをつける どこでも「太陽パネルはコスト的に損をする」と説明されるかもしれない。 でもエコロジストにはぜひつけてほしい。 オール電化は電磁波や電場が発生するので反対だけど、給湯や日常生活の電気をまかなうくらいはしたい。 少しでも電力会社の負担を減らしたら、原子力発電所が増えるのを防げると思うよ。 ●冬に温かくて、夏は涼しい家 「そんな都合のよい家なんてあるわけない!」っていわれそうですね。 でもあるんです。 床暖房とかエアコンとか24時間換気とかがなくても、ほんものの呼吸する木はちゃんと調整してくれるんです。 結露もしないので住宅が長持ちします。 建てたものの、冬寒すぎて夏熱すぎて電気代がかさむ・・・なんていうのは悲しすぎます。 けれど、残念ながら実際の家のほとんどはこうなります。 マンションには、冬は24時間温風が流れてくるとか、床暖房が標準とかありますよね。 電気エネルギーのことを考えると悲しいことです。 ●両親と暮らす 人口が減っているのに家がたくさん建てられ、そのために山が切り開かれる・・・ なんだかおかしいですよね。 みんな子供世帯、親世帯、ばらばらに住むようになってこうなったんです。 介護が大変だから、うるさく干渉されるのがいやだから、ではなくって、育ててくれた親には感謝して一緒に暮らすのがいいのではないでしょうか。 ●200年住宅を建てる 古い家が気に入らない、家がすぐにダメになって建てかえるというのでは、あまりにゴミがでます。 リフォームといっても、いまはテレビの影響もあって柱だけ残して全面リフォームが当たり前になってきちゃいましたね。 やっぱり建てるときに、だれもが住んで快適な家、長い間使える家を建てないといけないと思います。 目標は200年! (安部元首相は住宅に力を入れておられて長く住める家でないと認めない!というような法律を作られました。 でも、あまりにもそれを満たせる住宅メーカーが少なくて、メーカーの反発が強まって法律を緩和するかも…と聞きました。情けないですね・・・) 住宅メーカーは、責任をもって本当の意味でのエコ住宅づくりに取り組んで欲しい。 表面のうわべだけなエコを軽々しく口にして宣伝しているところも多いのが現実。 合板や薬剤を使っているのにエコ住宅や100年住宅を名乗らないで〜と嘆きたくなります。 建てる側の私たちも、勉強して本当に環境にも体にも良い住宅造りをしましょう! |
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